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病棟紹介

一般急性期病棟

病床数48

急性期病棟とは、急性期疾患の治療、回復を目的とした病棟です。

検査、手術が必要な患者さん、肺炎、感染症など集中的な治療が必要な時期(急性期)から、症状が少し安定してくる時期までの患者さんを受け入れています。病気の治療と並行して、可能な限り早期からリハビリテーションを行い、効果的かつ密度の高い医療を提供して早期の病状の回復、早期社会復帰を目指しています。

  • 急性期治療

    各種疾患の急性期入院治療を行います。整形外科、内科、消化器科の疾患を対象とした混合病棟です。救急搬送患者の受け入れや、手術が必要な患者の総合的な診察ならびに治療を行います。 

  • 手術治療

    整形外科、眼科における手術治療を行います。一般急性期病棟ではこれらの手術を受けられる患者の受け入れ、手術前後の管理(周術期管理)を多職種の医療スタッフによるチーム医療で行います。

  • リハビリテーション

    できる限り早い段階から継続したリハビリテーションの提供を行います。 疾患や患者さんの状態に合わせ、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)がそれぞれ連携しリハビリテーションを提供します。また、手術後の患者さんに対しては術前からリハビリテーションを行い、術後も手術の内容・回復の状態に合わせ、きめ細かいリハビリテーションを提供します。

  • 他病棟との連携

    急性期治療後にさらなる療養やリハビリテーション、在宅や介護施設への復帰に向けた支援が必要となった場合には、疾患、状態に応じて回復期リハビリテーション病棟での継続した入院も検討します。その後、再び患者さんに急性期治療が必要となった場合は一般急性期病棟への受け入れも迅速に対応しています。

  • 退院支援

    退院に際しては、担当医だけでなく、入退院支援室スタッフ(ソーシャルワーカーや退院支援看護師)とも連携をとりながら、患者さん、ご家族、関連施設やケアマネージャーも交えて調整をさせていただきます。

急性期の看護について

看護師は患者さんの生活ができる限り改善されるように、以下の看護を提供します。

患者さんの観察を十分に行い、異常の早期発見に努めます。

医師の指示により、必要な薬剤の投与・心電図や血圧などの確認・夜間でも声をかけ質問をしたり、手足を動かしてもらうことによって異常の早期発見をします

合併症の予防を行います。

性期は病状により、臥床安静が必要になったり、自力で動けなくなって寝たきりになってしまうこともあり、肺炎・床ずれ・関節拘縮・深部静脈血栓を起こすことが考えられます。口腔内を清潔に保持(肺炎予防)・身体の向きを換える(床ずれ予防)・身体を動かす(拘縮予防)等を行い、合併症の予防を行います。

生活援助を行います。

麻痺等により機能障害が起きてしまうため、ご自身で身の周りのことができなくなってしまいます。障害の程度に応じ看護師が生活に必要な援助をさせていただきます。 

早期リハビリを補助します。

医師とリハビリスタッフと相談しながら看護師にできるリハビリテーションを行います。ベッドから車いすへの移乗を補助したり拘縮予防を実施します。 

退院後の相談に応じます。

入院後早い段階で今後の方向性について考えていただきます。自宅退院・リハビリ病院・療養型病院等、患者さんやご家族の希望を伺ってソーシャルワーカーとも連携し退院先を選択していきます。 

回復期リハビリテーション病棟

病床数52

脳血管疾患や脊髄損傷、大腿骨骨折など発症から急性期治療を経た後に在宅生活復帰、社会生活復帰を目指しリハビリテーションを専門に行っていく病棟です。 

回復期リハビリテーション病棟とは

回復期リハビリテーション病棟では、整形外科術後や脳血管疾患発症後などの急性期治療終了後の患者様に対して、日常生活動作向上を目的として、専門的なリハビリテーションプログラムを実施します。  プログラムは、医師や看護師、病棟専従のリハビリテーションスタッフ等など専門スタッフが作成し、患者様、ご家族と一緒に退院後の生活を具体的に考え、リハビリテーションを進めていきます。

回復期リハビリテーション病棟の特徴

入院型施設のメリットとして、最大3時間のリハビリ訓練が挙げられます。

また、起床時から就寝時までの間、食事や着替え、歯磨きや整容、排せつなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえたサポートを受けることができます。夜間の排泄時の補助なども含めた、24時間の手厚い看護が大きな特徴です。

  • チーム体制によるリハビリテーション

    専門職によるチーム(医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士等)により各職の専門知識を生かして患者さんのリハビリ計画を立て在宅復帰、社会復帰に向けて質の高いサービスを提供いたします。

  • 病棟の生活自体が
    在宅生活を見据えたリハビリテーション 

    回復期リハビリテーション病棟では理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などによる専門のリハビリテーション時間とは別に、朝起きる、着替える、食事をする、入浴を行う等、全ての生活を在宅・社会復帰を想定したリハビリテーションとなります。

    入院中の日常生活より各専門職がサポートを行い患者さん一人一人の生活に合わせたリハビリテーション計画を実施することが可能となります。

  • 患者さん一人ひとりに合わせた
    リハビリテーション

    で理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による専門的リハビリテーションの時間では各療法士がマンツーマンで患者さんのリハビリテーションを行います。各療法士が連携し患者さん一人一人に合わせた治療を行います。

  • 365日リハビリテーション実施体制

    回復期リハビリテーション病棟では平日のみならず、土・日・祝日・年末年始を含めた365日リハビリテーションを実施しています。切れ目のないリハビリテーションを実施し、早期回復や在宅復帰、社会復帰を目指します。

  • 一般病棟と併設のリハビリテーション病棟

    当院の回復期リハビリテーション病棟は、一般病棟と併設されているため、万が一、患者さんの病態が変化した場合でも、院内の一般病棟医師による速やかな対応が可能です。