理事長挨拶

田園調布中央病院は、昭和28年の開設以来「愛し愛される病院」を目指し、地域密着型の質の高い医療を提供してまいりました。

• 救急、急性期医療に全力で取り組むことで、命を支える
• 地域の方々と地域医療へ貢献することで、地域を支える
• 疾病の早期発見、予防に努めることで、健康を支える

この3つの「支える医療」をモットーに、患者さまの視点に立った、きめ細やかで温かい、心の通った医療を実践しております。医療が急速に高度化、複雑化している中で、医師、看護師をはじめ、各科の専門スタッフがワンチームとなり、チーム医療を行うことで、より患者さまが安心して医療を受けられる環境を整えてまいりました。また、積極的な救急の受入れ、近隣の医療機関との連携をさらに強化し、皆さまの安心と信頼に応えられるよう努力してまいります。

院長挨拶

当院は、地域に根差した小規模急性期病院として、地域医療に尽力してまいりました。しかしながら、未曽有の高齢化社会の到来とともに、当院の果たすべき役割も徐々に変わりつつあります。
今後は、患者さま本人の身体的な疾病の診療のみならず、社会的、心理的側面にまで踏み込んで、患者さま、ご家族の方々、周囲の医療、介護スタッフの皆さままで含めた、ニーズに応えていく必要があります。現在、国が提唱している「地域包括ケアシステム」は、地域の医療、介護期間が緩やかに連携して、こうしたニーズに応えていくことを目指しています。当院は、周辺の医療機関、介護事業所と連携し、地域包括ケアシステムの一翼を担ってまいります。